2009年5月13日水曜日

緩々、ベルリン編2009春04(アンペルマン_GO)


皆様、おはようございます。本日の東京タワー付近はもやがかかっています。少しタワーも薄ぼんやりと見えている状態。でも午後からは晴天になるようで楽しみな緩々です。
 
さて、昨日はアンペルマンのSTOPの写真をご紹介しましたが、本日はアンペルマンのGOの写真です。グリーンの歩いている姿がかわいいでしょ!!
 
さて、昨日はアンペルマンについてお話させていただきましたが、本日はアンペルマンの検証でなぜアンペルマンが交通安全に繋がるかのお話です。
 
なぜアンペルマンがずんぐりむっくりのキャラクターかというと、信号機の光を通す面積をなるべく大きく確保できるように、ペーグラウ氏がシンボルを小太りの人にして、さらに帽子をかぶせたのです。
 
赤信号の「アンペルマン」が両手を広げて、歩行者を止める独特な動作をしています。そして、青信号の「アンペルマン」が歩いているので、形が道路の反対側を指している矢印にも似ています。
 
結果としてできあがったシンボルがとてもかわいらしく、誰にでも親しみやすくなり、「アンペルマン」が旧東ドイツの交通安全教育に使われるアニメにも登場しました。
 
60年代の中頃からは、「アンペルマン」が旧東ベルリンで実験的に使われ、1970年の技術基準改正をきっかけに、「アンペルマン」を旧東ドイツ全国で導入することになりました。
 
女性の「アンペルフラウ」もでき、オランダやデンマークなど、いくつかの国が遊び心も含めてスカート姿の歩行者信号のシンボルを作り、女性の信号機が従来の信号機にいつの間にか忍び入りました。
 
アンペルマンのかわいさは色々な科学的な根拠を基に作られたデザインなのを知ってびっくりの緩々でした。
 
 
旧東ドイツのキャラクターのアンペルマンやアートシーン、その他の町の情報などを更新しています。 ドイツサイト 興味のある方はごらんになってください。
 
今日のこんな名言 「美しい笑いは、家の中の太陽である」byサッカレー

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